豊見城市で強化合宿中のリオデジャネイロ五輪レスリング日本女子代表は8日、練習を公開し、2004年のアテネ五輪から4大会連続の金メダルを目指す53キロ級の吉田沙保里、58キロ級の伊調馨(ALSOK)らが筋トレやスパーリングなどで汗を流した。

右足の爪がはがれたため、別メニューで練習する吉田沙保里=豊見城市民体育館(渡辺奈々撮影)

 5日からビーチで走り込むなど、沖縄ならではのメニューを取り入れた合宿になっている。

 吉田は「楽しみながらもきつい練習ができている」と満足げ。前日のスパーリングで右足親指の爪がはがれ、この日は別メニューとなったが「焦りはない。けがをしたときしかできない練習もある」と前を向いた。

 58キロ級の伊調も首を痛めて万全ではない。それでも「無理をしない程度に自分が今できることをやるだけ」と話し、高校生を相手に構えやステップなどを入念に確認していた。

 レスリング日本女子の沖縄合宿は今回が初めて。受け入れた県レスリング協会の津森義弘会長は「五輪選手の練習を見ることで、沖縄の競技者のレベルアップが図られる」と意義を強調。

 日本男子は1976年モントリオール五輪前に沖縄合宿し、金を2個獲得したと説明しながら「女子は6階級全てで金を取ってほしい」と期待を込めた。