今春入学に向けた県立高校一般入試が9、10の2日間の日程で始まった。全日制・定時制合わせて1万2千人余が志望校合格を目指す。各会場では、受験生が最後まで教科書を見返したり、友達と健闘を誓い合う姿が見られた。初日は国語、理科、英語。2日目は社会、数学、面接がある。

一緒に弁当を食べて受験生を励ます保護者ら=9日、県立宮古高校

 特別支援学校高等部と沖縄盲学校高等部専攻科の入試も同日あり各校独自の試験で278人が志願した。

 那覇高校を受験した豊見城市立伊良波中3年の比嘉竜望(たつみ)さんは「英語が難しかった。納得がいくまで勉強してきたので、明日も全力を尽くしたい」と気を引き締めた。

 宮古島市では、家族や親族が受験生を激励しようと昼食を一緒に食べる恒例の光景が繰り広げられた。市内最多の215人が受験した県立宮古高校では、午前の試験を終えた受験生が豪華な手作り弁当をほおばり、午後への鋭気を蓄えた。

 娘やいとこのために早朝から準備した狩俣清美さん(45)は「受験に勝つためにトンカツを作りました」。体育館で息子を励ました友利徳寿さん(44)は「一緒に昼食を食べて、リラックスすることでテストへの活力につながれば」と話した。