東日本大震災直後から、福島・宮城・岩手3県へ継続的な支援を行ってきた那覇市出身の歌手Coccoさん(39)が10日、沖縄タイムスの取材に応じ「未来をつくるのは子どもたち。だからずっと寄り添いたい」と誓いを新たにした。

「未来ある子どもたちのためにできることをしたい」と被災地支援について語るCoccoさん=10日、那覇市久茂地・沖縄タイムス社

 独自の感性で数々の歌を生み出してきたCoccoさん。映像作品や楽曲、私物の衣装などをチャリティー販売し、その利益を震災孤児支援団体などへ寄付してきた。「手から手へ、寄付金がしっかり届くのを確認したい」と、自ら被災地に赴き、寄付の使い道や目的について担当者から聞き取りを重ねた。2011年から6回に及ぶ寄付の総額は1500万円を超える。

 復興が進む中で被災者ニーズの複雑化に悩んだこともある。しかし、子どもたちを支援するという視点は変えていない。直近の寄付先に選定したのは、家庭の経済格差による子どもの教育格差解消を目的とする「チャンス・フォー・チルドレン東日本」。習い事や体験教室を活用できるクーポン券などを子どもたちに提供する団体だ。

 今後は「『被災地の支援』ではなく、子どもたちの夢につながる支援をしたい」と語った。(社会部・知花徳和)