【糸満】被災地の復興を願うヒマワリが、糸満市摩文仁の沖縄県平和祈念公園で咲き始めた。福島県内で採取された種を昨年11月、「福島・沖縄絆プロジェクト」が県平和祈念財団に贈呈した。約7千本のヒマワリは20日ごろ、見ごろを迎えるという。

被災地の復興を願って植えられたヒマワリ畑の迷路で遊ぶ園児たち=11日午前、糸満市摩文仁・沖縄県平和祈念公園

 公園内で11日、ヒマワリ畑の開園式があった。園児約70人や関係者が参加し、震災で亡くなった人たちや沖縄戦戦没者のみ霊に黙とうをささげ、献花した。

 財団の新垣雄久会長は「震災の記憶を忘れないため取り組みを継続したい」。福島・沖縄絆プロジェクトの鈴木伸章副理事長は「沖縄からの思いが被災地に届いてほしい」と話した。

 ヒマワリの種交流は、東日本大震災・東京電力福島第1原発事故後、福島県を支援する取り組みとして始まった。夏は福島、冬は沖縄でヒマワリを育てて種を採り、互いに贈っている。