千本のキャンドルに火をともし、東日本大震災で亡くなった人たちを哀悼し被災地の復興を願う催しが11日、那覇市のパレットくもじ前であり、「結 3・11」と並べたオレンジ色の明かりが夜の闇に揺らめいた。NPO法人「万国津梁(りょう)の会」が、目にした人に被災地へできることを考えてもらおうと2012年から毎年、取り組んでいる。

震災犠牲者を悼むキャンドルに足を止めて見つめる人たち=11日午後6時半ごろ、那覇市・パレットくもじ前(松田興平撮影)

 ボランティアら30人ほどが参加。冷たい風で、キャンドルの火が時折消えることもあったが、「震災を忘れないでほしい」との思いを込め、一つ一つ丁寧に明かりをともしていった。

 キャンドルの前で手を合わせた与座京子さん(62)=宮古島市=は「震災後、まだ行方不明のままの人もいて、家族を考えると祈るような気持ちになる」と話した。