【名護】元力士で、被災地でボランティアを続けるKONISHIKI(小錦)さん(52)が11日、名護商工高校で「自分がなぜ生きているかを思い返す大事な日」と講演。生徒約300人に「家族や仲間を大切にして」と語り掛けた。

生徒と記念撮影する小錦さん=名護商工高校

 被災者の悲しみに耳を傾けてきた経験を語り、「きらきら星」のウクレレ弾き語りをハワイ語、英語、日本語で聞かせた。「ハワイは米国の中にあるが、私たちはハワイ人と言う。沖縄も沖縄人。気持ちはよく分かる」とも語った。

 小錦さんの登場に、事前に知らされていなかった生徒からはどよめきが上がった。生徒会長の嘉陽輝人さん(2年)は「同年代が震災で苦しんでいるのに何もできず、残念に思ってきた。まず自分の周りから大事にしたい」とお礼を述べた。