那覇署は13日、那覇市内のビジネスホテルで熟睡して抵抗できない状態にある観光客の40代女性を暴行したとして、米軍キャンプ・シュワブ所属の海軍1等水兵(24)を準強姦(ごうかん)容疑で逮捕し、那覇地検へ14日送致した。同署によると「やっていない」などと容疑を否認。2人に面識はなかった。名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部での新基地建設計画に対する抗議行動が続く中、米軍への反発が一層強まっている。

 調べによると同容疑者は13日午前1時15分から同4時5分ごろまでの間に、同じ宿泊先のホテル廊下で寝ていた女性を自室に連れ込み、性的暴行を加えた疑い。

 県警によると「ずっとバーに居たので(事件の時間帯は)ホテルに居なかった」などと供述し容疑を否認。呼気から微量のアルコールが検知されたという。

 ホテルの部屋の鍵はオートロック方式。那覇署によると女性は鍵を持たずに部屋を出て戻れなくなっていた。

 複数の関係者によると同容疑者は12日午後9時ごろ、米兵とみられる5~6人でチェックイン。

 市内のバーなどで飲酒してホテルへ戻った際、部屋に入れずに廊下で寝込んでいた女性を見つけて抱きかかえ、自室へ連れ込んだとみられている。

 那覇署などによると女性は複数の知人男性と県外から観光で訪れ、同容疑者は同じ階の客室に1人で宿泊していた。

 自室で寝ていた男性が別の部屋からの叫び声に気付き発覚。110番通報で駆け付けた警察官が、事件直後にいったん外出し、ホテルに戻った同容疑者を同署へ任意同行し、緊急逮捕した。