「みるく世向かてぃ~差別に屈しない~」をテーマに、全国のハンセン病回復者や支援者らが一堂に集まる「第14回ハンセン病市民学会総会・交流集会in沖縄」(主催・同学会)が19日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで始まった。県内での開催は7年ぶり。20日は名護市の沖縄愛楽園で分科会などが開かれる。

那覇市で開幕したハンセン病市民学会=19日、沖縄県男女共同参画センターてぃるる

 差別や偏見の解消、回復者の生活支援、家族訴訟の問題、ハンセン病問題と沖縄の基地問題などについて参加者で理解を深める。

 開会式で、同学会の森和男共同代表は「ハンセン病問題基本法が施行されて10年目になるが、全面解決しないといけない問題は残っている。市民学会で解決の方法を見いだせればと考えている」とあいさつした。

 沖縄大会開催地実行委員会の金城雅春共同代表は「沖縄の一番の問題である基地問題とハンセン病問題がどう結びつくのか理解を深めてほしい。分科会では家族訴訟や退所者の問題、自治会の維持、歴史継承についてテーマを設けて発言してもらう。ぜひ皆さんと一緒に学びたい」と呼び掛けた。