沖縄県交通政策課は21日までに、那覇-石垣航空路線で離島住民らの運賃を低減する「沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業」の適用保留を決めた。格安航空会社(LCC)のバニラ・エアが7月1日の同路線就航に伴い、県は価格競争が発生すると判断したためだ。同事業の適用保留に伴い、同路線で運航している航空会社の運賃はピーク時で約7千円増となる見通しだ。

(資料写真)南ぬ島石垣空港

 同課によると、バニラ・エアの参入で運賃が競争状態となる中、「補助すると自由競争が阻害されるため」と説明。過去にも那覇-宮古、那覇-石垣へのスカイマーク就航時に同様に保留となっている。

 同事業の適用保留に伴い、日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)は18日、同路線の「離島割引」の一部を変更し、ピーク時で片道約1万7千円の新運賃を国土交通省へ届け出た。運賃変更は7月1日搭乗分からとなっている。