9秒でまるわかり!

  • 読谷村の片江原貝塚で約2000年前の住居跡が発見された
  • 発掘は初めてで、敷石やたき火跡、400年前の古道も見つかった
  • 同地は観光施設を建設予定で、所有する企業の委託を受け調査

 記録保存のため発掘調査中の沖縄県読谷村儀間の片江原貝塚A地点から16日までに、約2千年前の住居跡とみられる敷石や約400年前の古道が村内で初めて発見された。同村立歴史民俗資料館長を務める仲宗根求・村文化振興課長は「残っていてくれてうれしい。しっかり記録したい」と喜んでいる。

発掘調査が進む片江原貝塚A地区

 同貝塚は以前から知られていたが、発掘調査は初めて。沖縄うみの園(十川隆代表)が所有し、観光施設を建設予定。村教育委員会がうみの園から委託を受けて2月8日から調査しており、本年度中に終える予定だという。

 約2千年前の住居跡には、床を平らにするために岩場の隙間に石を詰める敷石や火をたいた跡などを発見。住居は奥行き約4メートル、幅約2・5メートルほど。同課によると、住居跡とたき火の跡は三つあるという。

 約400年前の古道は、平らにするために岩場の幅約1メートルを削り、造成している。また、近くには火をたいた灰がたまっており、船を見送るためにのろしを上げたと考えられるという。

 ほかにも、貝の装飾品や漁業用の網の重り、土器や陶磁器のかけらが出土した。