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  • 米兵が本土で演習場外に外出する時は防衛省職員が同行している
  • 実弾訓練移転先5カ所で行われ「地元不安を解消するため」と説明
  • 沖縄とは異なる政府の対応に糸数参院議員は「この違いは何か」

 【東京】米軍が沖縄県道104号越え実弾射撃訓練移転に伴い本土で訓練を実施している期間、防衛省の職員が演習場外へ外出する海兵隊員に同行していることが分かった。17日の参院外交防衛委員会で糸数慶子氏(無所属)の質問に、防衛省の中島明彦地方協力局長が明らかにした。

米軍基地がある沖縄市の空港通り=2011年11月

 中島氏は理由を「地元住民の不安を解消するためで行動監視などの趣旨ではない」と説明した。

 防衛省によると同行は移転先の矢臼別(北海道)、王城寺原(宮城)、北富士(山梨)、東富士(静岡)、日出生台(大分)の全5カ所で実施。各地の防衛局職員が担当し、訓練移転した1997年から地元の要望を受けて毎回実施しているという。

 糸数氏は13日に那覇市内で発生した米兵による暴行事件に触れ、「リバティー制度はチェック機能が働いていない。この違いは何か」と述べ、沖縄と本土で対応が異なる国の姿勢を批判した。