南城市でユインチホテル(久山志信総支配人)を経営するタピック沖縄(南城市、宮里好一社長)は、同ホテルの敷地内に新館を建設する。4月に工事着工し、2017年夏の開業を目指す。総事業費は約15億円を見込む。新館は地上8階建てで客室は94室。延べ床面積は約5600平方メートル、1階部分にはバリアフリー対応の部屋を設ける。現在の客室数は53室で、新館建設により約2・7倍に増える。

ユインチホテル新館のイメージ図(同ホテル提供)

 ホテルは09年に旧厚生年金休暇センターの施設を引き継いで開業、宿泊以外にも温泉やスポーツ施設を備えている。開業以来稼働率は上昇傾向にあり、15年の年間平均稼働率は8割を超える。宿泊客から洋室への要望があり、新館はすべて洋室を予定している。今後はグループ企業の医療法人タピックと連携し、医療ツーリズム施設として宿泊や温泉施設などを活用する考え。

 担当者は「客室不足で需要に対応できていなかった。今後は医療ツーリズムとも連携し外国人客にも積極的に対応したい」と話した。