性犯罪・暴力被害の当事者や支援者などでつくる「SO♡」(ソーハート=サポーター・オブ・ハートの略)の金城葉子共同代表らは16日、沖縄県議会に喜納昌春議長を訪ね、性犯罪被害者らの支援情報を発信する沖縄県の特設サイト「沖縄 With you」で公開中の映像が「不適切だ」として配信の廃止などを求める陳情を提出した。

性犯罪被害者らの支援情報を発信する沖縄県の特設サイト「沖縄 With you」

 映像は、県性暴力被害者ワンストップ支援センターを周知するCMの制作過程を撮影したもの。映像に登場する人物は1人を除き全員が男性で、半袖短パン姿の複数の男性が談笑するシーンも多い。

 同団体事務局の上野さやかさんは「わらにもすがる思いでサイトにたどり着いた被害者が、この映像を見てどう思うか想像してほしい。本当に必要な情報なのか」と疑問視。被害者の視点に立ったセンターやサイトの運用を求めた。

 県によると、CM制作や特設サイト開設などの広報啓発事業は339万7千円で業者に委託した。

 同団体はこのほか、(1)フリーダイヤル(♯7001)の無償化(2)センター運営検証委員会への性犯罪被害者支援に取り組む有識者の参画-などを陳情した。