JTB沖縄(那覇市、杉本健次社長)と北部観光バス(名護市、仲泊栄次社長)が合同で運営する路線バス「沖縄エアポートシャトル」が23日、運行を開始した。那覇市内と本島北部の観光地を結ぶ路線バスで、1日25便運行する。同日、那覇市内で開かれた開業記念試乗会には観光関係者約100人が参加し、二手に分かれ恩納村のホテルや美ら海水族館などを巡った。

記念試乗会で沖縄エアポートシャトルに乗り込む乗客ら=23日、那覇市おもろまち

記念試乗会で沖縄エアポートシャトルに乗り込む乗客ら=23日、那覇市おもろまち

 同路線バス事業はJTB沖縄が観光課題の解決と世界水準のリゾート地を目指す「沖縄バリューアッププロジェクト」の一環。観光客にレンタカー以外の交通手段の選択肢を増やすことや、新たな交通網を作ることで地元住民にとっても沖縄南北間の移動をスムーズにする狙いがある。

 主なルートは那覇空港や恩納村、名護市、沖縄美ら海水族館など。乗車料金は最大で2千円。運行スケジュールは那覇市発が13便、本部町発が12便となっている。

 JTB沖縄の杉本社長は「交通量の増加に伴う渋滞や交通事故などの課題解決につながってほしい」と期待を込めた。

 北部観光バスの仲泊社長は「利用客が北部地域に手軽に行けることで、北部の魅力を認知してもらえる。安全運転を心掛け、利用客にとって満足度の高い旅行を提供したい」と話した。