沖縄タイムス創刊70周年記念写真展「カラーでもっとあんやたん AIで振り返る戦後沖縄の風景」が23日、那覇市久茂地の沖縄タイムス本社で始まった。同社が撮影したモノクロの報道写真をカラー化した。協力は東京大学大学院渡邉英徳研究室。27日まで、入場無料。時間は午後6時まで。

沖縄の世相の移り変わりをモノクロとカラーで振り返る来場者=23日、那覇市のタイムスビル1階エントランス

 写真は、早稲田大学の石川博教授らの研究グループが開発した人工知能の技術を使い色付け。歴史的な事件・事故やスポーツの名場面、有名人の来沖など厳選した80枚が展示されている。

 会期中は毎日先着100人限定で、持参したモノクロ写真をカラー化するサービスも。1人1枚、手数料500円でサイズはL版。午後1時印刷開始だが、初日は午前中から利用者が訪れた。

 北谷町の照屋恒夫さん(66)と初枝さん(67)は、親族や青年会の集合写真をカラー化。「ずっと支えてくれた先輩の記憶がよみがえる」と目を細めた。

 仲村恵子さん(71)は、5歳の頃、父親や叔父と撮ったモノクロ写真をカラー化。「楽しい思い出がよみがえる」と涙をこぼした。