那覇市内で起きた米海軍兵による暴行事件で、「海軍兵による性暴力を許さない緊急抗議集会」が21日午後2時、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で始まった。沖縄平和運動センターや県統一連などの団体でつくる「基地の県内移設を許さない県民会議」が主催している。

 同会議の中村司共同代表があいさつし、稲嶺進名護市長のほか、賛同する政党、県議会会派、団体の代表ら8人が意見を訴える。

 集会では「繰り返される米兵による凶悪事件に県民の怒りは頂点に達している」と糾弾し、被害女性への謝罪、徹底した再発防止、全県での宿泊禁止、全米軍の沖縄からの撤退などを求める決議を採択する。

 参加者らは「女性の人権、県民の暮らしと平和を守ろう」と声を上げている。

 事件は13日に那覇市内で発生。ホテルの廊下で寝ていた観光客女性を自室に連れ込み、暴行したとして、準強姦ごうかんの疑いで、シュワブ所属の海軍1等水兵24が逮捕・送検された。シュワブ所属の米兵を含む5~6人と一緒に宿泊していたという。

 在日米軍が軍人・軍属の外出や基地外飲酒を制限する勤務時間外行動指針(リバティー制度)の実効性も問われている。