那覇市内で起きた米海軍兵による暴行事件で、「海軍兵による性暴力を許さない緊急抗議集会」が21日午後2時から約1時間、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で開かれた。主催者発表で2500人が参加。「繰り返される米兵による凶悪事件に県民の怒りは頂点に達している」と糾弾し、被害女性への謝罪、再発防止の徹底、全県での宿泊禁止、全米軍の沖縄からの撤退などを求める決議を採択した。

 沖縄平和運動センターや平和市民連絡会、ヘリ基地反対協議会、県統一連などでつくる「基地の県内移設を許さない県民会議」が主催した。

 同会議の中村司共同代表は「我々の宝である命と人権を踏みにじる事件は絶対に許さない」と怒りをぶつけた。稲嶺進名護市長は「いつも女性や子どもが被害を受ける。これ以上基地はいらない。新しい基地も許さない」と声を上げた。

 女性代表の高里鈴代さんは被害を訴える女性は一握りであると強調。「米兵が基地の外で自由に行動することで、沖縄全体が米軍基地になっている」と、基地の撤去が必要と訴えた。

 ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は「口先だけのその場限りの謝罪は受け付けない。基地ゲートの閉鎖、米兵の外出禁止を米軍、政府に伝えよう」と語った。政党、県議会会派の代表も意見を述べた。

 事件は13日に那覇市内で発生。観光客女性を自室に連れ込み、暴行したとして、準強姦ごうかんの疑いで、シュワブ所属の海軍1等水兵24が逮捕・送検された。