那覇市久茂地のタイムスビルで開催中の沖縄タイムス創刊70周年記念写真展「カラーでもっとあんやたん AIで振り返る戦後沖縄の風景」(主催・沖縄タイムス社、協力・東京大学大学院渡邉英徳研究室)は3日目の25日、カラーにするためにモノクロ写真を持参する人や、生まれた日の新聞を求める来場者でにぎわった。入場無料。27日まで。

AIでカラー化された報道写真に見入る来場者=25日、那覇市久茂地・タイムスビル1階エントランス

 詰め掛けた人たちは首里高の沖縄勢初の甲子園勝利や全軍労の2万人ストライキ、正月のしめ縄を売る庶民の生活の様子など、沖縄タイムスが保管する80点の報道写真に見入り、思い出話に声を弾ませていた。

 この日は、生まれた日の新聞1面のコピーを先着100人に無料進呈するサービスもあった。100人目となった嘉手納町の伊波勝雄さん(79)は長男鉄也さんの誕生日、1974年7月11日の紙面を手に入れ、満足げ。「新聞を毎日読んでいるので、見出しを見ても44年前のことが頭に浮かぶ。孫に、お前のお父さんが生まれた日の新聞だよと見せてあげたい」と喜んだ。

 持参したモノクロ写真のカラー化は、26日正午から受け付け。1人1枚、サイズはL版のみ。また、27日午後2時からは「AIと写真」をテーマにしたトークショーが2階ギャラリーである。