沖縄市の胡屋十字路から米軍嘉手納基地第2ゲートまでのゲート通りの「夜の街」のイメージ払拭(ふっしょく)を狙った朝食イベント「ゲート通りで朝食を」(主催・同実行委員会)が27日午前8時から午後2時まで、ゲート通りに面した上地都市緑地で開かれる。ゲート通りで営業するカフェなど16店が出展。朝や昼の魅力を発信し、ゲート通りの集客増を目指す。(政経部・照屋剛志)

米軍人・軍属を対象とした飲食店や衣服店が並ぶゲート通り。行き交う車は多いが、通りは歩行者が少なく、閑散としている=8日午後、沖縄市上地

「ゲート通りで朝食を」の会場・上地都市緑地の場所

米軍人・軍属を対象とした飲食店や衣服店が並ぶゲート通り。行き交う車は多いが、通りは歩行者が少なく、閑散としている=8日午後、沖縄市上地 「ゲート通りで朝食を」の会場・上地都市緑地の場所

 ゲート通りは米兵相手のバーやライブハウスなどの飲食店が多い。各店舗は、在沖米軍の基地外禁酒や民間地への出入りを制限するオフリミッツが発令されるたびに経営に打撃を受け、通りも活気を奪われてきた。

 近年では周辺市町村に郊外型の大型商業施設が相次いで進出しており、地元の客足も遠のいている。

 一方、午前中から営業しているカフェや雑貨店、衣料品店などの女性客を中心に支持を集める人気店もある。イベントでは人気店からアイデアを募り、おしゃれ、ヘルシー、ナチュラル、上質をキーワードに運営を企画。夜の歓楽街とは違った新たな客層の掘り起こしを狙う。

 食材にこだわったパンや、野菜を豊富にそろえたベジタブルカフェなどの飲食店のほか、ガーデニング、ヨガ、手芸などのワークショップも取り入れ、日曜午前の過ごし方も提案する。

 ゲート通りに店舗を構える20店が1口1万円を出資。行政などの補助金に頼らず、自前でイベントを運営する。

 実行委員長を務める長嶺将信・コザゲート通り会会長は「米兵が闊歩(かっぽ)する飲み屋街のイメージから脱却し、昼も夜もお客さまから親しまれる街にしたい」と意気込む。

 問い合わせは同実行委員会、電話090(1949)4119。