沖縄気象台は25日、向こう3カ月の天気予報を発表した。6月も曇りや雨の日は少なく、「空梅雨」が続く見通し。8月までの平均気温は平年より高く、暑さが厳しい夏になりそうだ。

少雨が続く要因

 8日の梅雨入り以降、少雨傾向が続いていることについて、平年より高気圧の勢力が強まったためと説明。赤道付近の太平洋西側で海水温が高まる「ラニーニャ現象」が昨年から続いており、暖かい空気が上昇し、日本の南側で下降流となったことが要因とみられている。

 雲をできにくくする下降流が沖縄付近で高気圧を強めたことで梅雨前線の活動が弱まり、平年より雨が少ない「空梅雨」となっている。

 沖縄地方は29日ごろから数日間、雨の予報が続くものの、向こう1カ月は前線や湿った空気の影響を受けにくく、降水量は平年並みか少ない見込み。6月9日ごろから曇りや雨の日が多くなり、「梅雨らしい」天気になりそうだという。

 8月までの向こう3カ月も太平洋高気圧に覆われやすく、降水量は平年並みか少ない傾向が続く。7~8月は晴れる日が多く、気温は平年より高くなる見通しだ。

 国、県、県企業局が管理する県内11ダムの合計貯水率は25日午前0時現在、48・1%(平年値72・9%)と、平年値を24・8ポイント下回っている。