沖縄県東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設反対運動中に逮捕され、執行猶予付き有罪判決が確定した添田充啓(そえだ・あつひろ)さんが病気のため東京都内の自宅で死去していたことが26日、分かった。45歳。埼玉県出身。実行委によるしのぶ会は6月5日午後6時から東京都中央区八重洲1の2の16、TKP東京駅日本橋カンファレンスセンターで。後日、沖縄県内でも開く。

高江ヘリパッド建設に反対する市民ら=2016年(資料写真)

 4月13日に友人が自宅を訪ね、倒れている添田さんを発見。5月26日に葬儀を終え、友人らが公表した。

 添田さんは高橋直輝とも名乗った。2013年、街頭で人種差別と対峙(たいじ)するカウンターに身を投じ、「男組」を結成。16年にはヘリパッド反対運動に加わり、公務執行妨害と傷害の罪で今年3月14日に有罪判決を受けたばかりだった。

 ともに裁判を受けた沖縄平和運動センターの山城博治議長は「権力に目を付けられ、つぶされた。彼が愛した弱き者、差別される者に未来があるよう、私たちが頑張ることが遺志に応えることになる」と話した。