タイムス女性倶楽部の第44期2回目の講演会が27日、宜野湾市のラグナガーデンホテルであった。離婚や男女問題などで実績のある「フラクタル法律事務所」の堀井亜生(あおい)代表弁護士が、これまで担当した熟年離婚や詐欺、遺産相続の事例を紹介。「常に広い視野を持って相手の心を知り、分析すればトラブルを防止できる」と提言した。

ユーモアを交えて語る堀井亜生弁護士=27日、宜野湾市・ラグナガーデンホテル

 離婚全体の2割近くを占める熟年離婚では、金銭面で老後の生活に苦しむ傾向があるという。「普段から話し合い、不満をためないで理解することと、相手に感謝することが夫婦の関係性を改善するポイント」と呼び掛けた。

 投資詐欺などの事例では「『自分だけは』という自信や過信がある人こそ、だまされやすい。まずは、信頼できる根拠を集めた方がいい」と助言。

 遺産相続も相手の意思や思いを確認することで、きょうだい間のトラブル防止につながると言い、「思い込みで視野が狭くなってしまう。緩やかな気持ちで相手の心を分析すれば解決の道が見えてくる」と述べた。参加した今帰仁村の松本輝美さん(54)は「今後出てくる遺産相続で参考にしたい」と述べた。