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  • 沖縄の公示地価は3年連続で上昇、全国平均よりも伸びる
  • 住宅地の上昇幅は震災復興需要がある福島県、宮城県に次ぐ3位
  • 県内最高値は那覇市久茂地3丁目、1平方m当たり85万5千円

 国土交通省は22日、2016年1月1日時点の公示地価を発表した。沖縄県内は住宅地(プラス1・7%)、商業地(同2%)、工業地(同3・5%)の全用途平均が同1・8%となり3年連続の上昇。前年のプラス0・7%から上昇幅が拡大しており、8年ぶりに上昇した全国平均の0・1%と比べ、沖縄は力強い上昇傾向が鮮明になった。

県内の公示地価で15年連続で最高価格地になった那覇市久茂地3丁目の日本生命那覇ビル付近=20日

 沖縄の住宅地の上昇幅は、東日本大震災による復興需要がある福島県(プラス2・9%)、宮城県(同1・9%)に次ぎ全国3位。工業地は土地の希少性から、全国1位だった。

 全用途の県内継続調査161地点のうち、上昇したのは135地点で、下落したのは9地点だけ。17地点が横ばいだった。前年は166地点中、上昇が106、下落が21、横ばいが39地点だった。

 県内市町村別の上昇率トップは、住宅地が2015年4月に大型商業施設イオンモール沖縄ライカムが開業した北中城(3・9%)。下落したのは宮古島(マイナス0・6%)だけだった。

 商業地の上昇率1位は那覇(3・8%)。下落したのは本部(マイナス0・2%)と嘉手納(同)、名護(同0・1%)の3市町村だった。

 最高価格地は15年連続で日本生命那覇ビルがある那覇市久茂地3丁目で、1平方メートル当たり85万5千円だった。