【那覇】昨年9月に軽便鉄道那覇駅の転車台とみられる遺構が発見された那覇市泉崎のバスターミナル再開発工事現場で、3月上旬に新たに車両の点検溝とみられる遺構2カ所が見つかり23日、旭橋都市再開発が報道陣に公開した。

新たに出土した軽便鉄道の遺構。車両の点検時などに使われたとみられている=23日、那覇市泉崎

 点検溝とみられる遺構はいずれも長さ約8・6メートル、幅約1・6メートル。れんが造りで約60センチの溝がある。那覇市文化財課は「車両底部の点検時、作業員が溝に入るために使用されたのではないか」と説明する。遺構は3月1、4日に見つかった。

 同課などによると、転車台は移築して保存する予定だが、工事計画上、新たに見つかった遺構2カ所は記録保存後に撤去する予定という。

 旭橋都市再開発は26、27の両日、午前11時と午後2時に転車台を一般公開する。点検溝とみられる遺構については「足元が危険なため、近くでは見られない」としている。問い合わせは同社、電話098(834)9050。