沖縄県地域保健課は29日、県内で新たな麻疹(はしか)患者が16日以降、確認されていないことを受け、このまま新規患者が出ない場合、来月11日に流行の終息宣言ができる見通しだとの見解を示した。これまで確認された患者99人全員がすでに治癒したとみられ、県内での感染拡大の可能性は低いという。

はしか予防接種

 流行の終息は国立感染症研究所感染症疫学センターのガイドラインに基づき、最後に感染が確認された患者が他の人と接触できないことが確認されてから4週間で新たな患者が発生しない場合に判断する。28日にはしかの疑いのある4人を検査したが、新たな感染者は確認できなかった。

 県内でのはしか患者の確認は4年ぶり。3月中旬に台湾から本島への観光客男性が発生源となり、これまでに99人の感染が確認されている。