【宮古島】貧困世帯や一人親世帯の子どもたちに食事の場を提供しようと、宮古島で初めての子ども食堂「みゃーくがに(宮古の宝)」が26日、宮古島市平良西仲宗根にオープンする。障がい者向けの福祉サービスを提供する「ビザライ」(勝連聖史代表)が運営。島内くまなく支援の輪を広げたいと、寄付や調理のボランティアら賛同者を募っている。

宮古島市内で初めての「子ども食堂」の利用を呼び掛けるスタッフら=宮古島市平良西仲宗根

 「みゃーくがに」は同社が運営する障がい者の地域活動支援センター「ふぁーかんだ」(同市平良西仲宗根613の6)内に開く。

 当面の間は毎週土、日の正午から午後2時まで、無料(大人200円)でカレーやそばを食べることができるが、いずれは定食の提供も考えている。また、「ふぁーかんだ」の営業時間内には障がい者との交流を図るなど「居場所」としても利用してほしいという。

 昨年末から「子ども食堂」のオープンを模索していたという勝連代表は「宮古では貧困世帯が80世帯ほどあるといわれている。周囲が手を差し伸べることが必要で、温かく不安が解消される場を目指したい」と話す。

 勝連代表が今月、フェイスブックで賛同を募ると、約1週間で約10万円の寄付や食材の提供があったという。勝連代表や施設スタッフは島内での支援の広がりにも期待を寄せている。 

 問い合わせは「ふぁーかんだ」、電話0980(79)0983。