梅雨入り後も少雨が続き、ダムの貯水量が減少している沖縄県座間味村は31日、午後9時から翌日午前7時までの夜間断水を4日から実施することを決めた。夜間断水は2014年以来、4年ぶり。

満水時は見えない岩肌が、貯水率の減少で露出している座間味ダム=31日、座間味村(村提供)

 村や村観光協会、村商工会などでつくる渇水対策委員会が30日開かれ、貯水率の改善が見込めないことから給水制限に踏み切った。

 31日現在、座間味島にある座間味ダムの貯水率は43・69%、阿嘉と慶留間両島の水源であるウタハ堰せきは29・82%まで落ち込んでいる。

 村によると、5月の1日平均の水使用量は、座間味島が約248トン、阿嘉・慶留間両島で約106トン。座間味島では座間味ダムからの配水以外に常設の海水淡水化装置が稼働するが、使用量に追いつかず、貯水量の減少に歯止めがかかっていない。

 一方、阿嘉島では昨年10月から稼働していた県貸与の海水淡水化装置に不具合が生じて4月から配水を停止しており、6月中旬の再開に向け作業を急いでいる。