【東京】世界自然遺産登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)について、政府は1日の閣議で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦を取り下げることを了解した。中川雅治環境相は会見で、2019年2月までに推薦書を再提出し、20年の登録を目指す意向を示した。

2019年2月までに自然遺産登録の推薦書を出し直す考えを説明する中川環境相=1日、環境省

写真中央がフンガー湖で、湖周辺は北部訓練場返還区域=5月30日(国吉聡志撮影)

2019年2月までに自然遺産登録の推薦書を出し直す考えを説明する中川環境相=1日、環境省 写真中央がフンガー湖で、湖周辺は北部訓練場返還区域=5月30日(国吉聡志撮影)

 ユネスコ諮問機関の国際自然保護連合(IUCN)は5月初め、推薦範囲に課題があるとして登録延期を勧告。北部訓練場返還地の森林地帯を推薦地に加えるなど登録に向けた具体的な道筋が示されていたため、取り下げて評価書に従った推薦書を出し直す方が適切と判断した。

 中川環境相は「IUCNのアドバイスを求めるなどすぐにでも登録に向けた再スタートを切り、確実な登録を目指したい」と説明した。