プロバスケットボールTKbjリーグ西地区2位の琉球ゴールデンキングスは26日、豊見城市民体育館で第43戦を行い、同地区4位の滋賀レイクスターズに98-86で快勝して単独首位に浮上した。キングスは10連勝で、通算成績は33勝10敗。

キングス-滋賀 第2Q、キングスのドゥレイロン・バーンズがレイアップシュートを放つ=豊見城市民体育館(松田興平撮影)

 第1Qは相手に3点弾などを効果的に決められ、8点差をつけられた。しかし第2Q、ドゥレイロン・バーンズがこのQだけで16得点と攻撃を引っ張り、48-39と試合をひっくり返した。第3Qは11本のフリースローを沈めて確実に加点するなど、後半も勢いそのままに勝利を収めた。次戦は27日午後6時から、同体育館で滋賀と2戦目を戦う。(観客数3393人)

■第3Qフリースロー11本

 難敵の滋賀を退け、キングスが3393人の大観衆の前で10連勝を飾った。第2Qで逆転してからはギアを上げ続けて快勝し、単独首位に浮上した。

 立ち上がり、3点弾やフローターシュートを効果的に決められて後手に回ったが、第2Qから持ち前の堅守で流れを引き寄せた。山内盛久が相手の得点源に激しくプレッシャーをかけるなど、立て直した守備で相手をスローダウンさせると、ドゥレイロン・バーンズを軸に攻撃も波に乗り、チームでこのQ33得点を挙げた。

 伊佐勉監督は「守備意識の向上で、攻撃にも自然な切り替えができた」と振り返る。74-61で始まった第4Q、一時9点差に迫られても岸本隆一やバーンズの3点弾ですぐさま引き離し、勢いは最後まで衰えなかった。岸本は、首位に上がったことについて「この時期に1位に立てたのは大きい。今後のシーズンを有利に進められる」とうなずく。

 ただ、上位陣のゲーム差はほぼなく、1敗が命取りになる混戦状態が続く。バーンズは「明日、もう一度しっかり戦いたい」と首位固めに向け、表情を引き締めた。(勝浦大輔)