沖縄県内在住の米国人で組織するボランティア団体HELPOKI(ヘルプオキ)が26日、那覇市の石嶺児童園で訪問交流会を行った。同児童園の児童・生徒は人形割りゲームなどを楽しみ、ヘルプオキが用意したホットドッグやおにぎりをおいしそうにほおばった。約200人が参加した。

交流会を楽しむ石嶺児童園のこどもたちとボランティアメンバー=26日、那覇市・石嶺児童園

 主催したネズビット・クリスさん(36)は、4年前に那覇市で一人のホームレスに出会ったことをきっかけに「沖縄にも支援を必要とする方々がいる」と、妻の優子さんらと共に団体を立ち上げた。これまで児童養護施設を中心に草刈り作業や寄付、食料品などの提供のサポートを継続してきた。今月17日に行われた石嶺児童園の卒園式では、支援金20万円のほかに6人の卒園生に、1万円ずつ祝い金を渡した。

 石嶺児童園副園長の金城朝子さん(54)は「寄付金だけではなく、柔軟剤など、園のニーズをしっかり把握した上で支援してくれるのでありがたい」と感謝した。同園の男子中学生(13)は「皆で集まることはあまりないので、とても良い機会になった」と喜んだ。

 クリスさんは交流会を楽しむ児童を見つめ「一番素晴らしいのは子どもたちの笑顔」と表情を緩めた。