中谷元・防衛相は27日午後、沖縄県庁で翁長雄志知事と会談し、米海軍兵による女性暴行事件について遺憾の意を伝えるとともに、米軍と日本政府、地元自治体の代表らで米軍がらみの事件・事故を協議するワーキングチームを4月19日に開き、再発防止策を話し合う考えを示した。翁長知事は「抗議に抗議を重ねる状況で、日本政府に当事者能力がない」と強調。ワーキングチームで県からも提言する意向を示した。

中谷防衛相(左)と翁長知事

 名護市辺野古の新基地建設では、国と県が争った裁判での和解を受け、政府・沖縄県協議会や作業部会で引き続き協議を続けることで意見が一致した。

 米軍北部訓練場の過半返還に伴うヘリパッド移設では、中谷氏が住民らの抗議活動で止めている県道の車の撤去を要請。翁長知事は法令に従って指導を続ける一方、ヘリパッドをオスプレイが使用するなら、オスプレイ配備に反対する視点から「問題の交通整理が必要」と述べた。