沖縄県議会(喜納昌春議長)は28日午前の2月定例会の最終本会議で、学校での手話普及や月1回の「手話推進の日」制定などを盛り込んだ議員提案による手話言語条例案を全会一致で可決した。4月1日から施行される。糸洲朝則氏(公明県民無所属)による提案理由の説明の際には議場内で初めて手話通訳者が特例で配置され、聴覚障がいがある人々が傍聴席で採決を見守った。

沖縄県手話言語条例が成立し喜ぶろう者や関係者たち=28日、県議会

 条例は手話が意思疎通に必要な言語という認識の下、県の責務として市町村と連携した手話通訳者の養成や、学校教育を含めた手話普及に努めるよう規定。毎月第3水曜日を手話推進の日とし、聴覚障がいの当事者や学識者らでつくる県手話施策推進協議会の設置も明記している。