NPO法人MESH(メッシュ)サポートの民間救急ヘリが出動し、迅速な処置で病院に搬送された101歳の松田フミさん=沖縄県名護市済井出(すむいで)区=がこのほど退院し、救急救命士の宮城元樹さん(30)と対面した。松田さんは「あの時は呼吸が浅くなっていた。メッシュのおかげで元気になりました」と感謝し、宮城さんとがっちり握手した。

元気になって再会を喜ぶ松田フミさん(中央)と宮城元樹さん(右)、悦子さん(奥中央)、光子さん、ひ孫の猛毅ちゃん=名護市済井出の松田さん宅

 松田さんは4月24日の昼すぎ、呼吸苦に陥った。119番要請を受けた県消防指令センターからメッシュサポートに一報が入り、2週間に1度のボランティアで待機していた玉城祐一郎医師と宮城さんがヘリで自宅近くの済井出区公民館に向かった。この間約5分。自宅へ着くと、直ちに酸素投与と同時に診断が行われ、到着した救急車で北部医師会病院へと搬送された。

 松田さんは緊急入院を余儀なくされたが、5月21日に無事退院した。

 28日に自宅で宮城さんと再会した松田さんは「こんなおばあちゃんを助けてくれてありがとう。長生きすれば、ひ孫とも遊べるしとてもうれしい。メッシュと宮城さんのおかげだよ」と話し、4カ月のひ孫猛毅(たつ)ちゃんを見つめた。

 宮城さんは「メッシュサポートは救える命を救うのが仕事。元気になってくれたことが一番です」と喜んだ。

 松田さんの三男の妻で看護師の悦子さん(59)は「医者や宮城さんの素早い処置に感動した。メッシュのことを今まで聞くだけだったが今後は支援したい」と感激の様子。次男の妻の光子さん(64)は「元気に戻ってきてくれて本当に感謝している。母も今では大好きなソーキをおいしそうに食べている」と笑顔で話した。(玉城学通信員)