沖縄県企画部は29日、2016年度の県経済見通しを発表した。人口の増加や国内景況の緩やかな回復などで、消費や民間住宅工事が回復し、入域観光客も増加基調が続くと予測。県内総生産を4兆1719億円とし、経済成長率は名目3・5%、実質2・2%のプラス成長との見通しを示した。この結果、県民1人当たりの所得は4・0%増の225万5千円程度と予測した。

県内総生産と経済成長率の推移

 雇用情勢は、有効求人倍率の改善や就業者数の増加が見込めることから、完全失業率は0・3ポイント改善の、4・7%程度を見込んだ。

 民間消費は、消費税率引き上げ前の駆け込み需要や、県内人口の堅調な増加などにより、2・1%の増加とした。

 県内の人口は0・3%増の143万8千人、労働力人口は0・5%増の70万7千人とし、ともに増加が続くと見込んだ。

 一方、本年度の実績見込みは、県内総生産が4兆300億円程度となり、経済成長率は名目2・1%、実質1・2%程度のプラス成長と見通した。

 昨年3月の経済見通しでは名目1・4%、実質0・5%を見込んでいたが、上方修正した。