【浦添】浦添市議会(島尻忠明議長)は4日に開会した6月定例会で、酒に酔って寝る路上寝防止の対策と施策推進を県や県警に求める決議案を全会一致で可決した。同様の決議は県内で初めて。

 決議では「路上寝は交通事故を誘発し、窃盗の被害者となる危険性がある。根本的な解決には自治体や警察、地域などを巻き込んだ総合的な対策が必要だ」と指摘。その上で(1)適正飲酒の環境づくりなど啓発活動の実施と早急な路上寝防止の対策(2)飲酒に絡む「3ない運動(深酒しない、路上寝しない、未成年者に飲酒をさせない)」の推進-を求めた。

 路上寝については、浦添警察署協議会が昨年12月、交通事故や窃盗の事件・事故につながる危険性があるとして、注意喚起を促すための条例制定などを管内の浦添市と西原町に要望していた。

 路上寝は2007年以降、増加傾向にあり、昨年は県内での通報件数が7016件、浦添署管内は590件に上った。