初モノは400キロオーバー。沖縄県石垣市の八重山漁協で30日、ことし初のクロマグロ(本マグロ)が水揚げされた。

記録的な大きさのクロマグロを前に「幸先いい」と喜ぶ田中船長(左から2人目)=石垣市新栄町、八重山漁協

 例年初モノは100~200キロほどだが、天心丸の田中博幸船長(49)が釣り上げたものは413キロの記録的大物だった。「上げるのに5時間かかった」と満面の笑みを浮かべた。

 石垣島から南に約50キロの地点でメバチやキハダを狙っていた。「ナイロンが切れてしまったので、鎖状のもので引っ張った。びっくりした」と喜んだ。

 クロマグロは、年間500本揚がったこともあったが、近年は150本前後で、昨年は異常に少なく89本と振るわなかった。釣れ始めは4月20日ごろが多く、一足早い、幸先いい水揚げに漁師仲間も喜んだ。港には、うわさを聞きつけた人たちが大勢集まった。(奥沢秀一通信員)