4日朝、沖縄県北谷町砂辺の路上にネコの死体が放置されているのを、同地区でネコの保護などに取り組む「クローバーの会」が見つけた。ネコは頭が胴体からほぼ切り離されており、前後の足もなくなっていた。死体は子どもたちの通学路になっている道路上に放置されていたという。

(資料写真)沖縄警察署

 同会によると、昨年11月から砂辺ではネコの死体が今回を含め6回見つかっている。過去5回は鋭利なもので肺を刺されており、うち3回は腹部が切り裂かれ内臓が出ていた。現場に血の跡はなく、別の場所で殺され放置されたとみられる。町内の獣医師によると、4日の死体は犬などによる可能性があるが、人の手による可能性が高いケースもある。

 砂辺自治会の照屋博一会長代理は「動物虐待が殺人事件に発展した事例もあり、住民は不安に感じている。子どもたちを守るために自治会で巡視に取り組んでいる」と話す。

 沖縄署によると、3日夜には沖縄市の南桃原でも下半身を切られたネコの死体がアパート周辺に放置されているのが見つかっている。北谷町砂辺とあわせて見回りを強化しているという。クローバーの会の仲村渠ひとみ代表は「地域に捨てネコが多いのも一つの要因ではないか。人間の都合で動物をかわいそうな目に遭わせないでほしい」と訴えた。