7日午後3時半ごろ、那覇発粟国行きのエクセル航空(本社・千葉県浦安市)のヘリ(JA350D)が那覇港の北西約40キロの海上で遭難信号を発信後、墜落した。那覇海上保安部などによると、乗員は男性パイロット(46)だけで乗客はいなかった。午後3時40分ごろ、墜落現場の海上で手を振っているところを発見され、航空自衛隊南西航空救助隊が救助した。生命に別条はない。

ヘリ墜落現場

那覇沖に墜落したエクセル航空のヘリ=1月9日、那覇空港

ヘリ墜落現場 那覇沖に墜落したエクセル航空のヘリ=1月9日、那覇空港

 パイロットは那覇市内の病院へ搬送され、胸や腰の痛みを訴えているが、目立った外傷はないという。那覇海保はパイロットから事情を聞き、航空危険行為等処罰法違反の可能性や機体トラブルの有無などを調べる方針。

 那覇海保によると、同機は同日午後3時12分に那覇空港を離陸し、粟国空港に同35分に着陸する予定だった。離陸から約16分後に、航空自衛隊が同機の遭難信号を受けて発覚。現場海域は水深約800メートルで、機体のエンジンやプロペラなどは海中に沈んでいるという。海保の巡視船艇は、現場に浮遊した機体の残骸の一部を回収。油の流出はないという。