沖縄総合事務局運輸部は31日、本島地区のタクシー運賃の引き上げを決めた。本島地区の事業者の引き上げ申請を受け、事業所の収益が基準を下回っているとして、値上げが必要だと判断した。

現在の運賃と審査する申請内容

 7月までに新運賃を公示し、8月にも適用する。

 事業者の改定申請による値上げは2007年以来9年ぶり。

 申請では、普通車の初乗り(1・75キロメートル)運賃を560~660円に引き上げ、加算運賃では313~372メートルごとに80円加算することを求めている。

 運輸部の審査で値上げ幅を定める。

 申請を基にした料金で、事業者は9・08~29・29%の増収が見込めるという。運輸部は料金改定で、事業者の経営基盤の強化を図り、乗務員の労働環境の改善を目指すとしている。

 本島で営業するタクシーは98法人2962台。改定後は、小型車と中型車で異なっていた料金体系が「普通車」に統合される。