【宜野湾】宜野湾市議会(大城政利議長)は6月定例会開会日の8日午前、本会議で、米海兵隊トップのネラー司令官が「米軍普天間飛行場の建設時の写真を見ると、数キロ内に人は住んでいなかった」などの発言の撤回、謝罪を求める抗議決議案を全会一致で可決した。ネラー氏をはじめ、米国防長官、駐日米国大使、在沖米総領事、四軍調整官に郵送する。

(資料写真)普天間飛行場

全会一致で抗議決議を可決した宜野湾市議会=8日午前10時20分ごろ、宜野湾市野嵩・市議会

(資料写真)普天間飛行場 全会一致で抗議決議を可決した宜野湾市議会=8日午前10時20分ごろ、宜野湾市野嵩・市議会

 抗議決議文では、マグルビー元在沖米総領事や百田尚樹氏の同様の発言にも言及し「いずれも事実に反し、沖縄の歴史に対する無理解からくるもので、到底看過できない」と批判した。

 普天間飛行場は当時の宜野湾村の全22字のうち14字にまたがり建設され、多くの住民が生活していたことが市史や住民証言で明らかだと指摘。「発言は、宜野湾市民の民意を全く無視し、愚弄ぐろうするもので許しがたい」と強調した。