大型の台風5号は10日、沖縄県大東島地方を暴風域に巻き込みながら日本の南の海上を北寄りに進んだ。沖縄気象台によると、同日昼前に大東島地方が暴風域に入り、夕方に抜けた。

台風5号の予想進路(10日21時現在)

 北大東島では午前9時8分に最大瞬間風速28・3メートルを観測した。午後10時までの24時間雨量は、南大東空港で36・5ミリ、北大東で34ミリだった。南大東村では、3世帯4人が9日夜から10日午後まで多目的交流センターに避難した。

 交通にも影響が出た。沖縄旅客船協会によると、沖縄本島と離島を結ぶ便など55便(片道)が運休。11日の運航は、当日朝以降に判断する。南北大東島と那覇をつなぐ空の便でも琉球エアーコミューター(RAC)計5便が欠航した。

 台風は10日午後9時現在、南大東島の北東の海上を約45キロの速さで北東に進んだ。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。