【福田恵子通信員】5月19日、ロサンゼルス郊外のコスタメサのヒルトンホテルで毎年恒例の酒エキスポ&フードショーが盛大に開催された。同イベントは、食品商社のJFCがレストランや小売りの関係者向けに、日本の酒と食品の最新のトレンドを紹介する、BtoB(企業間取引)の見本市。

泡盛のPRする多良川の砂川陽徳さん(左)と北米沖縄県人会の当銘由洋さん

 多くの日本酒や焼酎、ビールの会社が参加した中で、唯一の泡盛メーカーとして出展したのが「多良川」。同社を代表してロサンゼルスを訪れた、多良川那覇支社所属で泡盛マイスターの砂川陽徳さんは、泡盛の米国市場での可能性について「米国には古くから蒸留酒の文化が根付いている。同じ蒸留酒である泡盛は今後、米国の消費者に広く受け入れられていくはずだ」と確信を示した。

 北米沖縄県人会の力も借りることで、泡盛の米市場浸透に向けて取り組んでいきたいとして「具体的にはバラエティーあふれるカクテルや、泡盛に合う料理を紹介していくことで認知度を高めたい。さらに清酒との違いも説明していきたい」と語った。

 多良川のブースに立ち寄ったロサンゼルスの日本食マーケットの担当者は、長期熟成の古酒「久遠」を試飲し「非常に力強い味。これまでに味わったことがない新鮮さを感じる」とコメントした。