【那覇】本年度から那覇市がスタートさせる市内の幼保連携型「認定こども園」5園の開園式が1日、各所で開かれた。待機児童解消や3年保育の実現など教育内容の充実などが狙いで、市は2019年度までに全市立幼稚園36園を認定こども園に移行する方針。4~5歳児51人が入園する「大道こども園」の開園式で、城間幹子市長は「本市初のこども園が誕生した。保護者と園が手を取り合い歴史を築いてほしい」と期待を込めた。

大道こども園開園式でテープカットを行う城間幹子市長(左から4人目)ら=1日、那覇市

 「認定こども園」として開園したのは市が運営する公立型の大道こども園のほか、社会福祉法人や学校法人が運営する公私連携型の識名、若狭、さつき、銘苅の計5園。来年度は金城、真地、曙の3幼稚園の移行を予定している。市立幼稚園ではこれまで4~5歳児を受け入れていたが、認定こども園の移行で、3~5歳児まで受け入れが可能となり、より低年齢の待機児童解消につなげたい考え。

 大道こども園の大城久美子園長は「幼稚園よりも長時間の保育が可能となり、保護者のニーズに応えられる。子供たちのよりよい居場所となれるよう頑張りたい」と述べた。

 【ことば】認定こども園 幼稚園と保育所の両方の機能や特徴を併せ持つ子育て支援施設。保護者の就労状況にかかわらず受け入れ可能。原則、幼稚園教諭と保育士の両方の資格・免許を有する職員を配置するほか、土曜保育や延長保育を実施し、夏休みなども受け入れる。