【平安名純代・米国特約記者】米ブラウン大学名誉教授で沖縄文学翻訳家のスティーブ・ラブソン氏は2日、「不正義に抗議する作家の行動は、世界で長い歴史がある」と述べ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ周辺の米軍提供水域内に許可なく入ったとして、刑事特別法違反の疑いで逮捕・釈放された芥川賞作家の目取真俊氏を支援する声明を本紙に寄せた。

スティーブ・ラブソン氏

 ラブソン氏は本紙の取材に対し、米公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師と活動を共にした世界的に著名な米作家ジェームズ・ボールドウィン氏が果たした役割について、「アフリカ系アメリカ人に対する差別と警察の過酷な暴力に抗議したボールドウィンの行動は、他の作家や知識人らに影響を与え、公民権運動を拡大した」と述べ、「辺野古の新基地建設計画に反対して行動する作家や教師への支援を表明する」と述べた。