沖縄戦や米軍基地問題に焦点を当てたドキュメンタリー映画「沖縄 うりずんの雨」で自社の映像を無断使用され著作権を侵害されたとして、琉球朝日放送(QAB、上里猛社長)は4日、製作会社のシグロ(東京)に上映の差し止めや慰謝料など約300万円の支払いを求め那覇地裁に提訴した。

 訴状によると、無断使用されたのはQABが2004年8月に宜野湾市の沖縄国際大で起きた米軍ヘリ墜落事故を取材・撮影した映像42秒間。

 昨年7月にQAB関係者が映画を見て発覚。シグロ側は同年2月に映像の使用を申請したが、QABはニュースネットワークの加盟社ではないことなどを理由に拒否したと主張している。シグロの山上徹二郎代表は「コメントを控えたい。主張は後日、記者会見で明らかにする」としている。