沖縄県産豚肉の消費拡大を図る「ま~さんシシの日」(主催・県養豚振興協議会ほか)の4日、豚肉に親しんでもらおうと35キロの豚枝肉を担いで30メートル走のタイムを競う「豚王選手権」が那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開かれ、男女とも豊見城南高校の柔道部員が優勝に輝いた。

豚王選手権で35キロの豚枝肉を担ぎ必死に走る参加者=4日午後6時すぎ、那覇市奥武山町の沖縄セルラーパーク那覇

 会場では5時間かけて焼き上げたアグー丸焼きや豚汁300杯が無料配布され、多くの学生や家族連れがおいしさを楽しんだ。

 「豚王選手権」には男性48人、女性29人が参加。男子の部で6・56秒を記録した同校3年の幸地響生さん(17)は全国大会に出場する柔道の実力者。同選手権の栄冠もつかみ「やりきった」と話し、賞品のあぐー肉10キロは「みんなで食べて栄養をつける」と喜んだ。

 女子の部を接戦で制した2年生の新城凜子さん(16)も「昨年2位だったので、うれしさ倍増」と声を弾ませた。

 セレモニーでは同協議会の我那覇明会長が「県内消費に限らず贈答にも力をいれたい」と目標を掲げた。県農林水産部の島尻勝広部長も「豚は食の観光資源」と評価し、JAおきなわの砂川博紀理事長は「養豚業の応援団になってほしい」と呼び掛けた。