沖縄県内11ダムの合計貯水率は13日午前0時現在、平年値(77・3%)を32・6ポイント下回る44・7%になった。この数値は過去10年間で最も低いことから、沖縄渇水対策連絡協議会(会長・菊地春海沖縄総合事務局次長)は同日、総事局のホームページ(HP)で、県民に節水の呼び掛けを始めた。渇水協が、ダムの貯水率低下で節水の協力を呼び掛けるのは、2009年以来9年ぶり。

沖縄県内最大の福地ダムも赤土の地肌が目立つ=5月30日、東村(本社チャーターヘリから下地広也撮影)

ダム貯水率

渇水指標

沖縄県内最大の福地ダムも赤土の地肌が目立つ=5月30日、東村(本社チャーターヘリから下地広也撮影) ダム貯水率 渇水指標

 HPでは洗濯物や食器のまとめ洗いや風呂の残り水の再利用、蛇口を小まめに閉めるなどして節水に取り組むよう求めている。

 13日現在、国管理ダムと県管理ダムの上水道分貯水量は3555万立法メートルで、今年に入ってから過去10年間の平均を下回り続けている。給水制限の目安となる渇水指標では、7月1日時点で約4400万立法メートル未満だと要注意領域に入る。

 渇水協によると、要注意領域に入ってもただちに給水制限を実施することはないという。「今すぐ県民生活に影響が出る心配はないが、節水への理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

 沖縄本島では1994年以降、給水制限を実施していない。