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認知症、どこに相談? 「認知症サポート医」がいます 沖縄県医師会編「命ぐすい耳ぐすい」(1142)

2018年6月14日 11:45

 他の病気と同じく認知症も早めの対応が重要です。でも、どこへ相談したらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

いらすとや

 政府の新オレンジプラン、すなわち「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」では、認知症の人が住み慣れた地域の良い環境で、自分らしく暮らし続けるために、総合的に施策を推進していくとしています。その柱の一つに「認知症の容態(状況)に応じた適時・適切な医療・介護等の提供」を挙げ、早期診断・早期対応を中心に事業を進めています。今回はその中の「認知症サポート医」についてお伝えします。

 認知症サポート医とは、厚生労働省が定める研修を受けた「認知症の診療に習熟し、かかりつけ医へ助言・支援を行い、専門医療機関や地域包括支援センター等との連携の推進役となる医師」のことです。神経内科や脳神経外科、精神科といった認知症の専門医療を担っている医師のほか、内科や整形外科などの疾患を診ている「かかりつけ医」でも、認知症の方をサポートしたいとの思いで研修した医師もいます。

 かかりつけ医が認知症サポート医として身近にいてくれることには大きなメリットがあります。「認知症の始まりかな?…でも誰に相談したらいいの?」と困っているみなさんが、いつも診てもらっている医師に気軽に相談でき、いち早く適切な医療や介護保険サービスにつなげることができるようになります。

 また、認知症サポート医は、認知症に関する地域の連携も担っています。2018年4月までにすべての市町村での設置が義務化され、福祉や介護の専門家とつくる「認知症初期集中支援チーム」では、認知症サポート医がその中心的な役割を果たします。(支援チームの詳細は、各市町村の地域包括支援センターにお問い合わせください)

 以上、「認知症サポート医」についてお知らせしました。サポート医一覧は、沖縄県ホームページに記載されています。ご活用いただけると幸いです。(古謝淳 医療法人博寿会 メンタルクリニックやんばる)

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