訪日した外国人が病院にかかった際に医療費を支払わないまま帰国したり、言葉が通じなかったりする問題に対応するため、政府は14日、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年度までに取り組む総合対策をまとめた。未払いの外国人の再入国を拒否することが柱。観光政策を進める中で、医療機関と訪日客双方の負担を減らすのが狙いだ。

 厚生労働省によると、15年度に外国人患者を受け入れた医療機関は80%で、うち35%が医療費の未払いを経験。医療機関の情報を法務省に提供し、入国時の審査に活用。過去に未払いがある外国人は再入国を原則的に拒否する。19年度にも運用を始める方針。(共同通信)