イノシシと豚を掛け合わせた国頭産のイノブタ「くんじゃん命豚(ぬちぶた)」を堪能できるお店が浦添市牧港にある。生産農家が直営する「デリカテッセンまちなと一丁目」。イノブタを使った肉厚のぬちぶたハンバーグ(650円)は、肉のうま味をしっかりと感じられるジューシーな味わいが自慢の人気メニューだ。

人気のぬちぶたハンバーグ(650円)。ご飯かパンが選べ、ソーセージのトッピングはプラス200円

「ハムやソーセージに合う手作りパンもそろえています」と話す店長の吉田和彦さん=浦添市牧港

人気のぬちぶたハンバーグ(650円)。ご飯かパンが選べ、ソーセージのトッピングはプラス200円 「ハムやソーセージに合う手作りパンもそろえています」と話す店長の吉田和彦さん=浦添市牧港

 店長の吉田和彦さん(52)が、注文を受けてから作る料理はどれもイノブタの味が引き立つ。イノブタの骨でだしをとったぬちぶたカレー(650円)、ぬちぶたメンチカツ(650円)も人気だ。付け合わせの野菜は季節に合わせて旬の食材を選んでいる。

 料理に使う「くんじゃん命豚」は、ホルモン剤や抗生物質を一切与えずに育てた安心安全なイノブタ。放牧にこだわり、出荷までに約1年の期間を費やすことで肉のうま味を作り上げているという。

 店の2階には加工場が併設され、国頭村の産地から直送されたイノブタの肉を余計な添加物を使わずソーセージやハムなどに加工。沖縄市のフランス料理店「グールトン」の元シェフ、富盛清次さんが腕を振るう。

 ソーセージ(3本入り、500円)はプレーン、チーズ、カラシナ、ガーリック、ハーブ、レモンの6種類をそろえる。

 店内は木目調の落ち着いた雰囲気で、ランチや仕事帰りに一人でふらっと立ち寄る人もいれば、ハンバーグやソーセージなどを持ち帰りする客も多い。吉田さんは「もっとイノブタの魅力を県内外に広めていきたい」と意気込んだ。(浦添西原担当・伊禮由紀子)=毎週金曜掲載

 【お店データ】浦添市牧港1の8の6。営業時間は午前10時~午後10時。定休日は日曜日。ホームページ(nuchibuta.com)からも購入できる。電話098(894)8171。